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投資失敗談(オンキヨー編)

どうも。あげはです。

今日は投資初心者の頃に行った失敗談についてお話ししたいと思います。

そこそこ経験されている投資家なら「当たり前じゃん!」と思うかもしれませんが、投資を初めて日が浅い方は参考していただけると嬉しいです。

お話の構成については以下の通りです。

  1. 投資初心者がやってしまう銘柄選び
  2. 購入後の株価の動き
  3. 最終的にどうなったか?

1.投資初心者がやってしまう銘柄選び

それは株価が安い「知っている企業」や「有名な企業」に投資する事です。

例えば、テレビでCMされている企業や有名なアプリを開発した企業などが挙げられます。

もちろん投資して問題ない企業もありますが、ただ有名で選ぶと痛い目をみます。

自分が投資して初めて購入した株は少し前に上場廃止の報道があった「オンキヨー」です。

2019年の3月頃に当時一株54円だったので、200株(10,800円)を購入しました。

補足事項になりますがオンキヨーは2020年の5~6月頃に株式の併合を行い、その時期より前に購入した株式の5株を1株扱いにしました。

この背景は1株あたりの株価が10円未満になると上場廃止になってしまうから、それを回避するために実施したようです。

お気づきになりましたか?

2019年3月に54円で購入した株が10円未満になっているんです。。。

なぜそんなに下がってしまったのかは企業の財政状況を見れば一目瞭然です。

毎年赤字を計上しており、5年以内に倒産する確率が95%ぐらいでした。

株探などでサクッと調べればすぐにわかったのですが、投資初心者だった自分はそういう事を知らずに少額で株が買える「知っている企業」に投資してしまったのです。

ちなみに株探で調べた結果は図の通りです。

その結果、どういう悲劇があったのかを次の章で説明します。

2.購入後の株価の動き

まずはオンキヨーのチャートを出します。

1章でも述べたように現在は5株=1株の金額として表記されています。

自分が購入したのは2019年3月なので2019年のラインから二つ隣で、株価はチャートの54円×5株=270円になります。

購入して少し下がったんですが6月頃に爆上がりして、約2万円ぐらいの含み益を得ました。

「俺って株のセンスあるんじゃね?」と勘違いして、そのままホールドしたら8月に爆下がりして、さっさと売却しなかった事を激しく後悔する日々を過ごしてしまいました。

2020年2月には当時の株価で10円(チャートでは50円)付近をうろちょろし始め、ずっと1万円ぐらいの含み益を抱えた状態にまでなりました…

では、最終的な利益はどうなったか最後の章で説明します。

3.最終的にはどうなったのか?

結論から申し上げると約8千円プラスに持っていきました。

株価が10円までに下がった時に投資の禁じ手を使いました。それは「ナンピン」です。

ナンピンとは持っている株の株価が下がった時に買い増しをして、平均取得株価を下げる投資方法です。

なぜ禁じ手かと申し上げますと、「落ちるナイフ(=株価が下がっている株式)を掴むな(=買うな)」という投資の格言があるからです。

自分はこの禁じ手を使って保有していた54円×200株のオンキヨー株に10円×7800株のナンピンを実施し、11.1円×8000株にしました。そして、金額が11円で8000株全てを売却しました。

「いやいや、0.1円×8000株=800円損してるし、手数料を含めると1000円弱損じゃん!」とお思いの方もいらっしゃいます。

確かにキャピタルゲイン(含み益)だけでは損しました。

ただ株主優待で8000株所有していると8000円分の商品券が貰えます。そして、その商品券を実際に使ってヘッドホン2台を購入しました。

そして、さらにオンキヨーには隠れ優待として、株主総会の議決権を提出すると500円のQUOカードが1株主に渡され、2年間保有していた自分は500円分×2回=1000円分ゲットしました。

含み損と手数料はQUOカードで回収し、8000円分の品物をタダでもらうことができたので、約8千円のプラスということでした。

多分ヘッドホンを転売とかしたら現金化もできたかもしれませんが、普通に欲しかったのでそこまではしませんでした。

正直言ってこの回収方法は全くおすすめしません。今回偶然うまくいっただけなので、2度と使いたくないと思ってます!笑

今日の話はここまでです。では、また次の記事で!

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