どうも。あげはです。
今年頭から仮想通貨(ビットコイン)の上昇しています。
結論から申し上げますと「(条件付きで)投資すべき」だと思います。
その条件とは
- 「積立NISA」や「確定拠出年金(iDeCo等)」を実施していること
- 総資産額の1%程度に抑え、鬼ホールドすること
そうすることで得られるメリットは以下の通りです。
- 資産額の変動に慣れる
- 将来のインフレに対するリスクを回避できる
ただし、デメリットもありますので、ご注意ください。
- 価格変動が激しく、短期的に含み損する可能性がある
- 資産家(金持ち)の一言で価格が暴落してしまう事がある
- キャピタルゲイン(含み益)でしか稼げない(配当金がない)
それでは、各項目(条件・メリット・デメリット)について解説します。
【条件1】「積立NISA」や「確定拠出年金(iDeCo等)」を実施していること
条件1に挙げたは非課税の投資です。
また1人でできる限度額が決められていることから、投資をする上で最初にやらなければならないものだと考えています。
もちろん積立NISAではなく普通のNISAでも構いませんが、積立NISAの方が年間限度額が低い(年間40万円)一方で、期間が20年間という長期間非課税の優遇が受けれるのは大きいです。
また投資する上で「長期間+毎月積立」という勝利の方程式に適しているのは積立NISAの方がいいと自分は思います。
ただし、信託報酬手数料(ランニングコスト)が安いものを購入するのがおすすめです。
ちなみに自分は個人投資家が選ぶ人気No.1の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などに投資してます。
【条件2】総資産額の1%程度に抑え、鬼ホールドすること
デメリットにも挙げてますが、仮想通貨はえげつないぐらいに価格変動が激しいです。
テスラのCEOであるイーロン・マスク氏が「ビットコイン買おう!」とTwitterで呟けば、価格は爆上がりし、「最近のビットコイン高いなぁ〜」と呟けば、爆下がりします。
値動きが激しい(ボラティリティが高い)ので、上限として自分の総資産の1%ぐらいに抑えるのが賢明です。
そして、一回購入したビットコインを最低でも2〜3年はホールドすることです。
今後も価格が激しく乱高下しますが、長期的に見れば上がると推測してます。
その理由は、ビットコイン関連の資産運用商品が出てくるからです。
そういう商品が出てくるとビットコイン需要が高まりますが供給には限りがあるので、価格は必然的に上昇します。
他にも色々と要因はありますが、短期的な利益・損益に惑わされないように気をつけてください。
次は得られるメリットについて解説します。
【メリット1】資産額の変動に慣れる
当たり前ですが資産運用を始めると資産額が変動します。
自分も株式を始めた最初の頃は、休憩時間には自分が買った株価がどう変動しているかチェックしてました。ひどい時は移動中・トイレなどの暇さえあれば、値動きをチェックして少しでも上がればニヤニヤし、少しでも下がれば凹んでました。。。
人は感情的になった状態では正しい判断ができなくなります。
つまり値動きでメンタルがやられてしまえば、正しい判断ができず、売却して利益確定したり、適切な損切りをできなかったりします。
仮想通貨は株式よりもボラティリティーが高いので、メンタルがめちゃくちゃ鍛えられます。
投資する上で必要なメンタルを鍛えるという理由からも仮想通貨に投資することをおすすめします。
【メリット2】将来のインフレに対するリスクを回避できる
現在いろんな国で現金を擦りまくって、新型コロナウイルス感染症による景気の減退を回避しようとしてます。
現金が市場にたくさん出るとインフレが発生し、現金の価値が下がります。
そして、インフレが加速すると物価が上がります。
つまり、今100円で買えていた商品が数年後に110円に価格が上がるということです。
日本はバブル崩壊後からデフレ状態なので、あまりどうなるか実感が湧きませんが、アメリカでは平均して年に1〜2%のインフレです。
バイデン政権が実施した全国民に現金給付を行ったことで、今後インフレが加速する可能性が非常に高いです。
よその国だから関係ないと思っているかもしれませんが、日本にもその影響が全くないとは言えません。アメリカは世界No.1の経済大国なので、何かしら日本にも影響を与えます。
そのためにも現金(貯金)ではなく、他の資産に変えていた方がインフレに対するリスクを回避できます。
株式・投資信託・不動産・金など色々なものがありますが、少額からでもできる投資信託・仮想通貨をおすすめます。
条件1で積立NISAを実施しているのであれば、仮想通貨に少額から購入しておけば、さらにリスク回避できます。
【デメリット1】価格変動が激しく、短期的に含み損する可能性がある
メリット1にも書きましたが、仮想通貨はボラティリティーが高いため、短期的には含み損をする可能性が高いです。
その損に耐えきれなくなって、売ってしまうと負けてしまいます。
なので、条件2に書いた通りに総資産の1%ぐらいにしていた方がいいです。
そうすれば、万が一大損しても総資産の1%なので被害は少なくすみます。
【デメリット2】資産家(金持ち)の一言で価格が暴落してしまう事がある
条件2にも書きましたが、残念ながら仮想通貨はお金持ちが「ビットコイン買ったわ!」ってTwitterで呟けば価格は上がるし、「ビットコインを売って、金に変えたわ!」と呟けば、価格は下がるような市場です。
また値動きが安定するまでにはまだまだ時間はかかると思います。
周りの声は無視して、鬼ホールドしておきましょう。
【デメリット3】キャピタルゲイン(含み益)でしか稼げない(配当金がない)
仮想通貨だけに限った話ではありませんが、株式や投資信託、REITのように配当金が出ることはありません。
仮想通貨で利益を得るためにはキャピタルゲイン(含み益)でしか稼げません。
つまり安く買って高く売ることでしか利益を得ることはできませんので、買う時と売る時のタイミングが重要になります。
そして下手に売り買いを繰り返すと失敗する可能性が高くなるので、買う時はドルコスト平均法みたいに毎月数千円を積み立てて、数年間はホールドして価格の上昇が落ち着いた頃に、サクッと売ってしまえばいいと思います。
最後に
如何だったでしょうか?
もちろん資産運用は十人十色なので、これが正しい判断とは思っていませんが、一つの考えとして頭の隅っこに置いていただければ幸いです。
ただし、仮想通貨の投資は自己責任です。色んな情報を得て、最終的にはご自身で判断してください。
今日の話はここまで。では、また次回の記事で!